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介護サービスのリハビリについて(1)

母は要支援1のときからデイサービスに行かせてしまいましたが、「デイケア」に行くべきでした。
デイサービスとデイケア、うちのケアマネは「どっちもそう大して変わりませんよ~」と言ってました。
どう見るかによるでしょうが、私からすれば全然違いました。

細かい違いは、ネット検索していただくとすぐに出てきますが
私の不出来な脳みそのおおざっぱな理解は
デイケア=医療機関 デイサービス=福祉機関 が行うデイサービスという感じです。

デイケアはリハビリを行うデイサービスなのですが
デイサービスにも「リハビリ強化型デイサービス」というのがあってややこしい。

どちらもリハビリができ、食事が出て(半日単位で出ないところもあるが)、送迎があり、介護保険が使えて…
両方ともデイサービスという名前が付いていたり、実際その違いがとてもわかりづらいですが、見分ける重要ポイントがあります。

リハビリが理学療法士や作業療法士などにより行われているか?

「リハビリ強化型デイサービス」と銘打ってる中には
フロアに何台かのトレーニングマシンが設置してあって、介護士がそれをやらせてることも多いです。
その様子は簡素なスポーツジムのような感じ。
マシントレーニングは出来る人だけ、無理なく行う。なにより安全第一で、介護士さんの役目は見守りと介助
リハビリってそもそも理学療法士がやるものでしょ?と思っていた人にはチンプンカンプンです。

理学療法士によるリハビリがあると、デイサービス費用の一部が医療費控除の対象にもなります。
(介護士による形態の場合は、デイの費用は医療費控除の対象にはなりません)
デイサービスの費用は介護度が重くなるにつれ増えていく一方なので、医療費控除に使えるのはとてもありがたいです。

我が家のように身体の機能低下で介護サービスを受けたい場合は
「ここのリハビリは理学療法士さんがやってくれるんですか?」もしくは「医療費控除の対象になりますか?」という確認を必ずしてください。
介護士によるリハビリは、レクリエーションの一部だと思った方がいいです。

母が要介護1になってからは、訪問リハビリも利用しました。
これは理学療法士が家に来てくれて、自宅環境で生活するための機能訓練やアドバイスを行うものです。
みすぼらしい家に来られるのは躊躇しましたが それ以上に個別対応のありがたさを痛感しました。

週1の利用だったので、リハビリの効果はあまりなかったですが
この時期になると主治医もチラッと様子を見るだけで
「歩けない?まぁ頸椎の手術もしてるし、脳出血の既往歴もあるし、廃用性症候群(身体を動かさないことで機能が自然に衰えてしまうこと)だね」
で、決まった薬を処方するだけ。
20歩歩けたのが、10歩、5歩、1歩と徐々に少なくなっても
そもそもが20歩しか歩けなかったんだから同じ事、と診断されるんです。
でも家族からすれば20歩歩けるのと、1歩しか歩けないのでは、介護の方法が全然違う、重要な問題なんです。

どんどん歩行が悪化していく母。
トイレの往復なら一人で可能だったのに、転倒するので見守りが必要になり、それから支える介助が必要になり…
その悪化する状態を把握して、アドバイスしてくれる理学療法士さんがいたことは、とても心強かったし頼りになりました。
女性の理学療法士さんだったこともあり、私はあらゆることをたくさん相談し、アドバイスをもらい、勇気づけられました。
母も元気な彼女が大好きでした。

そういえば訪問リハビリをやりましょう!と提案して、良い理学療法士さんを紹介してくれたのはケアマネさんでした。
今さらだけど良いケアマネさんに当たったんだなと改めて思います。

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ケアマネ・デイサービスを決める

役所窓口で介護認定の申請をした時
「親が歩行困難になってきて、デイサービスのリハビリで少しでも予防したい」と話したところ
希望のケアマネージャーさんはいますか?と聞かれました。

もちろん、いませんでした。
なので誰か紹介して欲しいと頼みましたが
周囲に介護を経験してる友人知人などがいたら、事前に「良いケアマネージャーさんを知らないか?」と調べておく方がいいと思います。
どんな人がくるのか、一か八かの賭けをしなくていいし。

「良いケアマネ」と一言でいっても、介護者との相性もあります。介護を受ける本人ではなく、介護する人との相性です。
ケアマネとやり取りをするのは主に介護者だし、この関係で信頼を築けるかはとても大事です。

うちが役所から紹介されたケアマネさんは、穏やかで真面目で低姿勢でやさしい女性でした。
特養に入るまでこのケアマネさんにお世話になりましたが、私との相性はまぁ良かったと思います。

最初は物足りない人だなと思ってました。
こちらの希望を把握できず、後から「希望はこれじゃなかったよね」ってこともあったし。
インターネットで調べた介護サービスの情報を相談しても、ケアマネはそのこと自体、知らないことも多かった。

でもひととおり自分で調べないと気が済まない、知った情報はできるだけ試したい私と
そんな私の気持ちを受けとめ、尊重して、希望に添うべく動いてくれるケアマネさんという点では
結果的に相性がバッチリでした。

ケアマネは変更することができます。
ただ人間関係はなんでもそうですが、切るときは大変です。
トラブルがあって、変える原因が明確な時は言いやすいでしょうが、なんとなく違うな、もっと良い人いるんじゃないかなってときは言い出しにくい。

思うように連絡が取れなかったり、約束を守らない、説明せずに勝手に押し切る、希望を言っても受け入れない…
こういう場合はすぐに変えた方がいいです。
あと様子や話し方などがどうにも我慢できない、生理的に嫌といった場合も、無理せず変えた方がお互いのためかと。

相手に大きな落ち度が無い場合は、単に変えれば良くなるものでもないです。
遠慮せずにともかく自分の要望をしっかり言う、違う時は違うと伝える、相手の意見もきちんと聞く、感謝の気持ちもちゃんと表わす
そんなやり取りの中で、信頼を築いていく大事さも学びました。

母の状態を一番わかっているのは私です。
それを最初は「ケアマネは介護の専門家なんだから、彼女のほうがわかるだろう」と思っていた。
それがケアマネさんを尊重することだと思っていた。
そして期待と違うと、なんだか使えない(失礼!)と思ったりした。でもそれは私の身勝手でした。

要支援1の認定が出て、介護予防のために通うデイサービスを選ぶとき
ケアマネが「一応ここはうちの会社がやってる介護予防に特化したデイサービスなんですけど…でも別のところでも全然いいんですよ!」と申し訳なさそうに出してきたパンフレットを見て
じゃあここにしようと安易に決めてしまいました。

以前にも書きましたが、母に合ってるだろうと思うデイサービスはすでに見つけていました。
でもそれを言い出せなかったのは、自分は介護初心者で何もわからないし
ケアマネさんの意見は確実だと 謙虚に 思い込んでいたから。

そして一度も見学せず、ケアマネがすすめたデイサービスへ行かせると決めてしまいました。
まったくバカでした。

良い施設(デイサービス、ショートステイ、老健や特養)を見つける第一歩は見学です。
施設の雰囲気、過ごし方、スタッフさんの様子、利用者さんたちの表情。
本人に合うかどうかがわかるのはケアマネじゃない、家族です。
家族がしっかり見極めて決めれば、その後は本人も楽しみに行ってくれ、それが介護軽減に繋がっていきます。

直接電話して見学希望を伝えると、あちらの都合のよい時間などを教えてくれます。
見学の日時を伝えておくと、施設側も説明できるスタッフを待機させられるし
詳しい説明を受けることは、こちらにとってもメリットが大きいです。

見学したからといって、あとからしつこくセールスされることもありません。(笑)
比較も大事ですから、何カ所か候補を決めて行くことをおすすめします。

もし要支援1が出たころに戻れるなら、自分が見つけていたところと
ケアマネが勧めてくれた3か所すべてを億劫がらずに見学に行きます。
そうすれば母を通わせたあのデイサービスの欠点を、事前に感じることができただろう
今はそう思っています。

介護認定 医師の意見書

介護認定を受けたいと思った場合、絶対必要になるのが「医師の意見書」です。
これは申請窓口で聞かれるので、○○病院の××先生と言うだけで、あとは役所が医師のところへ依頼してくれます。

医師の意見書は介護度を決める際に大きく影響すると言われていて、実際私もそれを痛感しました。

友人が「知り合いの医師が重く書いてくれたから、うちは要介護3をもらえた」とか言ってて、まぁそれは眉唾だとしても
意見書を依頼する医師は
介護認定を受けたい要因(うちの場合は歩行障害でした)を診断できる医師
を選んだ方が良いです。

母は当時、循環器内科(不整脈)、脳外科(脳出血)、整形外科(頸椎)と3つの病院に通院していましたが
循環器内科に通い始まった頃、そこの医師から
「日中一人の時に心房細動が起きたらまずいから、デイサービスに行ったらどうか?意見書を書いてあげますよ」と言われたことあって
このときに母は「まだ若いのにデイサービス行けなんて失礼な!」と憤慨していましたが(笑)
私の記憶にそれがあったため、申請窓口で「意見書を書いていただくお医者様はいますか?」と言われたとき、循環器内科の医師にしようと反射的に思ってしまったのです。
どの医師に頼んでも内容は同じだろうという意識もありました。

その後、循環器内科の診察日に
「介護認定の意見書を先生にお願いしたいので、よろしくお願いします」と念のために言ったら
「わかりました!それで…お母さんはどんな感じなの?歩けるよね?杖は使う?手は動かせる?何が困ってるの?」とその場で質問が始まって絶句…

この先生、目の前の母のことを 何にもわかってない?!
つかまる場所を探しながら、いつもヨロヨロと診察室に入ってくる様子さえ気づいてない?!

それで出た介護度は一番軽い「要支援1」でした。
そのときはそんなもんかと思っていたのですが、その後ケアマネージャーが決まったときに
「お母さんの状態だと…要支援2でもいいと思う~」と言われ
「意見書はどんなお医者様に書いてもらいました?」と聞かれたんです。

瞬間、しまった!と思いました。
母の歩行障害を一番相談してきたのは、脳外科の医師でした。
一番長く通院してるのも脳外科。
整形外科も、循環器内科も、脳外科の医師の紹介で通い始めた病院…
ちょっと冷静に考えれば、意見書は脳外科の医師に頼むべきだとわかるのに。
「介護保険の意見書」というキーワードで早合点してしまった私のバカバカバカ!

その半年後。
最初の更新時期がきて、今度は脳外科の医師に意見書を依頼しました。
(このときはケアマネージャーが付いていたので、役所に行かなくてもケアマネが手続きしてくれます)

すると要支援2を飛び越え、2段階アップの「要介護1」に。
それはそれで「半年前は介護認定なんかまだ早いと思っていたのに、もう要介護って…」と愕然としましたが。

介護認定を受けるきっかけ

認知症や寝たきりになったら介護保険と思いがちですが、私が母の介護認定を申請したのは、認知症の診断より半年以上前でした。

60代後半から母は長い距離を一気に歩けなくなりました。
小走りができなくて、青信号のうちに歩道を渡り切れず、焦ったことが何度もあります。
母だけ歩くのが異常に遅くて、一緒に行動するとイライラするのは日常茶飯事。

本人は腰痛のせいだと言っていて、毎日のように整形外科へ通いレーザー治療を受けていたし、高齢者向けのスポーツジム(カー○ス)に通った時期もありました。
水泳が良いよと言われても、トイレが近くて尿漏れパッドを使ってる母には無理…。
そうこうしてる間にも、母の歩行はどんどん悪化、杖を使うようになり、手すりが無い階段や、ゆるやかな斜面を怖がるようになりました。
整形外科を変えても大きな原因は見つからず、私は危機感をつのらせていました。

病院のリハビリみたいに、理学療法士さんが付いてマッサージや機能訓練を受けられるところは無いかと探したものの、それは医療の分野に入り、民間サービスでは行っていないことを知りました。
病院のリハビリは治療目的で、悪化防止の歩行訓練はしてくれません。
八方ふさがりだった時、「機能訓練専門のデイサービス」という看板を見かけました。高齢者が笑顔でマシントレーニングをしてる写真付き。

デイサービスはまだ早いだろと思いつつ、ともかく介護認定が無くても利用できるか、電話で聞いてみました。
そこはデイサービスといっても食事の提供は無く
午前か午後のどちらかで2~3時間リハビリを行うところだと聞いてさらに好印象。
形態が一般のスポーツジムっぽいし、高齢者対象だけど母も抵抗なく通えるだろうと思いました。

ただ自費だととてもお高い。市内で人気の一般向けスポーツジムよりもさらに高い。
うへえ!なんで?と絶句していると、電話口のスタッフの方から
「介護認定、申請してみたらいかがです?」
と言われてビックリしました。

いや~うちの母はまだ若いし、車も運転するし、認知症でもないし、介護認定なんてダメでしょう?と言うと
ともかくダメ元で申請してみて、一番軽い「要支援1」でも認定されれば、介護保険を使ってこちらに週1で通えますよ~と言われました。

なるほど。目から鱗が落ちた感じでした。
これがきっかけで私は介護認定を申請。そして母は要支援1に認定されました。

その後母はこの施設へ週一で!…となるはずだったのに、結局利用しなかったのです。
ケアマネージャーさんが所属してる事業所のデイサービスに通うことにしたから。これは今でも強く後悔してることの1つです。
同じ事業所の方が、何かと都合いいだろうと素人考えで思ってしまった…

今ならわかる。
メリットなんかほんのわずかで、家族がここが合うと思ったところがベストです。
そんなことはまた別の機会に。

今の私にできること

前回の更新から3年5ヶ月が過ぎました。
今さら開始しても読みに来る方もいないだろうと思いつつ
書き残したいことがあって再開します。

インターネットが普及し始めた頃「もんちゃんのKnowみそ」というホームページを作り、大好評を得た私のエッセイ。
特に母の話はその天然ボケが必ずウケる鉄板ネタでした。その母が今は特別養護老人ホームにいます。

母がアルツハイマーと診断されたのが、前回このブログを更新した1ヶ月後でした。(2012年12月)
ただそう言われても記憶力はけっこう保っているし、見当識もあって、アルツハイマーの病態とは何か違うという違和感は常にありました。

その後、母の状態はどんどん悪化。(特に歩行面)
そして別の医師の診断によりレビー小体型認知症ということになりましたが
脳出血の既往症もあるので脳血管性認知症とも言えるし
頸部の脊柱管狭窄症で手術もしたので、その後遺症のような気もするし
パーキンソン病っぽいけど歯車様固縮は無いし
「もんちゃんのKnowみそ」でご紹介してきたとおり、もともと天然ボケだから、どこまでボケたのかも判定が難しく…

結局いまだに母の正式な病名はわかりません。
歩行障害で立位も保てず100%車椅子生活、リハパン(おむつ)も常用してますが、食事は普通食を自分で食べられます。
一問一答なら的確に答えますが、世間話のような会話はなかなか困難です。
人の顔や名前はわかり、誰が面会に来たとか、衝撃的なことはずーっと覚えているだけの記憶力も残っています。

うちは弟家族が他県に住んでいるので、母が特養に入るまで私が仕事をしながらシングル介護をしてきました。
そこで痛感したのは、介護の世界は知らないと損をする・・・いや、損ぐらいならいい。知らないと被害を受けることが沢山あるということ。

よく知ってる誰か(例えばケアマネージャーとか)に頼れば大丈夫だろと思いがちですが、ノンノン!
ケアマネだってピンキリですから、ピンに当たれば大ラッキー、キリだったら最悪な介護生活になります。
そして実際キリにあたっても、介護はそういうもんだと思い込んで、ずっと我慢してる人も多いのが現状です。

じゃあ良いケアマネージャーって、どうやったらわかるの?誰かに聞けばいいの?と思っても、そんな情報はいくら検索したって出てきません。
これは介護サービス探しでも同じ。
少しでも過ごしやすいデイサービスやショートステイに行かせたいと思っても、ネットや自治体から得られる情報は画一的なもので、本当に知りたいことなんて出てこない。

頼りになるのは周辺の口コミだけで、それだって信用性はあまり高くない。
結局ケアマネが紹介してくるところに決め、当たればラッキー、外れれば我慢地獄。この繰り返し。

そんな状況だから、私が経験したことだけでもネット上に書いておくべきという使命感が沸き上がり、ここに至ります。
何かの検索で引っかかって、少しでも困ってる方の役に立てれば幸いです。

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